今年の1月8日のブログに書いた『具体と抽象』。
AI活用のヒントもここにあります。抽象度を上げて使うことで多くの情報から要点を絞らず万人に当てはまる内容の回答が得られます。例えば、『豚肉の年間消費量を調べて』と指示すると国内の直近の数値と共に世界との比較なとを示してくれます。これで大まかな情報はわかります。この状態は抽象度が高い状態ですね。ここから掘り下げて『群馬県内』と入れることで地域の情報が得られます。もっと掘り下げて『渋川市』と入れることで更に絞られてきます。この様に掘り下げて行くことでより具体的になって行きます。自分達が戦うマーケットを事細かに指示に入れ、一回でより具体的なデータを引き出すこともできますが、これではマーケット全体の様子を捉えることができません。要するに広いところから見て、的を絞り、また戻って広く見て絞って行くことを繰り返すことで、より精度の高い情報、質の高い情報に辿り着くことができます。この様にAIは使い方を工夫することが大事です。