昨日、一昨日と触れた『具体と抽象』樹木で表現すると『幹』と『枝葉』になります。幹は揺るがない基本となるもの、幹から出た枝葉は沢山あり、実を実らせる、花を咲かせる現実的なものです。また具体とはわかりやすいもの、目に見えるものの象徴でもあります。そして逆に抽象はわかりにくいもの、目に見えないものの象徴です。なので具体は解釈の自由度がなく、抽象は解釈の自由度が高いと言うことになります。よって思考で大切なのは具体と抽象を往復する、何度も行ったり来たりすることです。抽象で考え具体に下りる。また具体で考え抽象に上がる。この繰り返しを行うことで思考がより深くなり、ものごとを伝えやすくなるのです。