昨日の続きで『雨』について。決して雨模様ではありません。なぜ雨なのかが大事なのです。雨」は、現状(空)を分析した上で、そこから生じる影響や変化を指します。たとえば、市場調査で消費者の嗜好が変化していると分かった場合、それが企業にとってどのような影響をもたらすのかを考えます。競争が激化するのか、価格競争が起こるのか、あるいは新たなニーズが生まれるのかといった予測が「雨」に該当します。この段階が適切でなければ、次の「傘」も的確なものにならないため、慎重な分析が必要です。なのでここで言う雨は雨模様ではなく、晴れ模様かもしれませんね。