第4回:手段(デジタル)と目的(変革)を履き違えない

「新しいシステムを導入したのに、なぜか以前より忙しくなった」。そんな声を耳にすることがあります。これは、デジタル化そのものが「目的」になってしまったときによく起こる現象です。

本来、デジタルはあくまで「手段」です。目的は、無駄な作業から解放され、より創造的な仕事に集中したり、お客様へのサービス品質を向上させたりすることにあります。

業務改善を行い、無駄を削ぎ落とした状態でデジタルを導入すれば、それまでルーチンワークに割いていた時間が大幅に浮くはずです。その浮いた時間を「次に何をすべきか」を考える時間に充てる。この「時間とエネルギーの使い方の転換」こそが、DXが目指すべきゴールの一つと言えます。